こんにちは。
旅とDIYが好きなヘナリスト(美容師)の小牧健太です。
今日はDIYをはじめるキッカケとして手に取りやすい、ラブリコ(もしくはディアウォール)を使ったDIYです。
僕もこれまで何度か使ってきましたが、やはりこの製品で行うDIYは【棚系】が多くなるのではないでしょうか?
新しいお家に靴箱が無かったので
ラブリコで靴棚を1日で作ってみたので、その工程やら必
要なものなど写真と共に解説していきます。(かなり簡単なので初心者向き)
ラブリコ・ディアウォールとは
まずはじめに今回のメイン材料となる〈ラブリコ・ディアウォール〉って何?
という方にむけ簡単にご紹介します。
〈ラブリコ・ディアウォール〉とはそれぞれ別メーカーの商品名なのですが、どちらも地面と天井の間に木材を突っ張らせる事のできるツール(部品)です。
皆さんがよく知っている突っ張り棒と要領は似ているのですが、大きく違うのは木材を縦に突っ張らせる事に特化しているという点です。(横にもできるが耐久性に不安あり)
ではこれが出来ると何がいいのかと言いますと、自分の好きな所に柱や壁を作れてしまうので割と大がかりな模様替えも出来ますし、何より壁などに穴をあける必要がないので賃貸でもリフォーム感覚を味わう事も可能という訳です。
そして何より"簡単"なのでDIY初心者にはかなり重宝されているのではないでしょうか?
今日はそんなラブリコを使って靴棚を作っていきますよ。
どんな靴棚を作ったか
工程や使用したものなどを書いていく前に、『どんな靴棚を作ったのか気になります』よね?
ご紹介しますのでもし興味があればそのまま読み進めて下さいね。
夫婦2人分の靴が全て収まる5段からなる靴棚です。
この靴棚のポイントをいくつご紹介します。
- 柱を白にして壁と同化
- 棚の色で個性を
- 持っている靴に合わせて棚位置を設定
これらもふまえて解説していきますね。
まずは採寸&設計
まず何を作るのにも重要なのが、〈どこに〉・〈どのくらいのもの〉を作るのか。
設計と聞くと凄く難しそうに感じてしまいがちです。
「設計図とか書けないし…」
大丈夫です、大体で良いんです。因みに僕の今回の設計図がコチラ。
めちゃくちゃ適当です。
でも何となくでも書かないと必要なものが見えてこないんです。
そしてDIYのメリットって自分の家の間取りやサイズに丁度いい物を作れる点なので、しっかり採寸はしましょうね。
今回の【ラブリコ靴棚】で必要な物とお値段
そして設計して導きだした必要なものが下記。(税抜き)
ペイント関係や棚受けは百均でも売っているのを見かけましたのでなるべく安くしあげたい方は利用するのも手ですね。
2×4材 〈196.5㎝ ・1本〉〈227.5㎝・1本〉▶二本で約1,000円以内。※今回は余っている木があったのでそちらを使用。
柱用塗料・ミルクペイント白▶800円
ラブリコ 白×2▶二個で1,760円(ディアウォールより安い)
1×10材 66.5㎝ 5枚▶計1,680円
棚用の塗料・〈ST塗料〉▶698円
棚受け2×5段計10個▶約2,000円
※棚受けも余っていたので実際は買っていません。
ビス▶約500円程度
※これも余ってるものを使用。
塗料ようハケ▶150円
計8,588円
僕は余ってる材料がかなりあったので実際には5000円くらいで出来ちゃいました。
下準備(塗装した)
今回ツーバイ材は(2×〇材)は二本余っていたのでそちらを使用します。
設置場所の壁になるべく同化させたいので白で塗装していきます。
(赤味系のワックスで前回塗ってるので見えないように厚めにしっかり塗りましたが、サンダー(やすり)などで表面の塗装を剥がしてから塗った方が塗料の使用量は抑えれました。ただめんどくさかった…)
使用した塗料はミルクペイントのスノーホワイト。
そして棚になる木の板はホームセンターで採寸通りカットしてもらってるので、あとは角取りと塗装を行いました。
今回は柱が白なので棚で個性を出せる色味をチョイスしました。
奥さんが爆笑しながら塗ってくれました。
組み立て(ラブリコ取り付け&棚受けビス止め)
ここから組み立て作業。
まずはラブリコを木の柱の上下につけていきます。
今回はより壁に同化させる為に上下のラブリコの色を変えています。
下側ははめ込むだけで、上のネジで床と天井の間を突っ張らせましょう。
柱が2本立ちましたら次に棚を取り付けていきます。
我が家は一番下にブーツなどの長い系のシューズを収納したいのでその高さに調節しました。
☑ここでポイント
作業中に気づいた事なのですが、棚をつける際に《上から付けていく事をおすすめ》します。
というのも下から付けてしまうと次の棚を取り付ける際に工具が入れない隙間だとネジ止めができなくなるからです。
僕も下から順番に付けだしたのですが途中で気づいてもう一度上から付けなおしました。
棚の高さを目印しておいて、上からネジ止めしていきましょう。
完成
散乱していた我が家の靴達を陳列。
そしてフックなどをひっかれる様な棚受けを使用していたので靴ベラをひっかりたり、傘などもかけれちゃいます。
あとは玄関の電気スイッチを押せるかどうかチェック。
充分手が入る計算通りの仕上がりになりました。
(因みに僕の靴は最上段の2足だけで他は全て奥さんのですw)
”まとめ”と失敗防止アドバイス
いかがだったでしょうか?
正直、作る前は『見せる収納』ってどうなの?と考えてましたが意外とアリですね。
今回のDIYは本当に簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。
因みに木材のカットはホームセンターで1カット数十円でやってくれますのでしっかり採寸していきましょう。
最後にDIYの設計・採寸でよくやりがちな失敗をお伝えしますので注意して下さい。
☑DIY初心者がやりがちミス
【木の厚みや幅を計算に入れ忘れがち。】
木の幅もしっかり計算しておかないと必ず途中でズレが生じてきますからね、僕も最初はよく失敗していた事なので皆さんもお気を付けください。